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(一時払い型)外貨建て保険で資産運用

投稿者:株式会社サンエス

今回は資産運用の一つの手段として「一時払い型」の「外貨建て保険」をご紹介

します。

1.歯止めのかからない円安

  アメリカを始めとした先進国との金利格差から円がどんどん売られ深刻な円安

        水準が続いています。食料自給率が4割に満たず、様々なものを輸入に頼ら

  ざるを得ない日本国民の資産価値が大きく毀損しています。アメリカの利下げ

  がやがて始まり、日米の金利格差が縮小するという見方もありますが、日本

  政府は先進国の中で「最大の国債保有国」。長期金利を引き上げること保有

  しいる国債の暴落、10兆円と言われる利払いのさらなる増加という大きな

  リスクをはらんでおり、簡単にはいかない問題です。

 

2.外貨を持って、資産分散する選択

  長期的な円安の継続、日本の国力の低下を想定して、円を外貨に替えて資産

  を分散し、保有する人が増えています。その選択肢の一つが「外貨建て保険」

  です。今回はG生命が10月に発売した「積立利率変更型一時払い終身保険

  (米ドル建て)」を紹介します。

 

3.商品の概要(例)

 ■40歳男性

 ■払込額:19,982米ドル(=日本円300万円:1ドル150,13円換算) 

 ■積立利率:4.45%(11月26日現在:20年間固定利率)

 ■解約返戻額:51歳(11年目)32,039米ドル(+160%)  

 ■解約返戻額:60歳(20年目)47,733米ドル(+239%)

  ※購入時150円から円高が進み130円となっても返戻率207%確保(円換算)

 

4.リスクと主な注意点

 複利運用で圧倒的な利回りですが、以下の注意点もあります。

 ■為替リスクがある(購入時より円高になった場合、損失の可能性)

 ■早期解約の場合は手数料発生(10年未満の解約は0.7~7%の控除あり)

 ■市場調整による増減が発生(適用されている基準利率より解約日の利率が

  下回る場合は返戻金額が増加、低いときは減少:保有債券の市場価値)

 ■諸経費がかかる(保険関係費用1.3%、入出金時の為替交換手数料)

 

5.こんな人にお勧め

 ■ある程度まとまった余剰資金がある方(200万以上から購入が可能)

 ■10年以上の長期運用を前提とする方で「老後資金」「○○資金」「相続対策」

  など、明確な運用目的がある方

 ■保険加入に制限のある方(90歳まで「告知不要」で加入可能:利回りは

  年齢を問わず同一)

 

いかかがだったでしょうか?外貨(特に米ドル)に資産分散しておきたい方には

選択肢の一つとして考えてみたい商品ですね。

株式会社サンエス
代表取締役社長 田中浩幸
ファイナンシャルプランナー、公的保険アドバイザー