人材こそ財産、和の精神を重んじながら風通しのよい組織づくりで健康経営に取り組む!
<企業の紹介と特徴>
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創立:1950年(昭和25年)5月12日、代表者:代表取締役 松尾修一
熊本に根差して70余年。上下水道関連の電気設備工事をはじめ、空調・管工事、機械器具設置工事など、総合設備業として、設計、施工、保守と一貫した体制のもと幅広く事業展開しておられます。
従業員は幅広い世代で構成され、業務上、所属グループを超えた連携が必要な場面も多く、コミュニケーション促進のための様々な取り組みを進めておられます。
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<健康経営に取り組んだきっかけ>
地域のインフラを担う会社として、顧客満足度を向上させ、継続的に成長し続ける!
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・医療費や労災コストの削減、優秀な人材を維持する
・従業員一人ひとりのパフォーマンスを最大限に発揮し、高い技術力をもって生産性や業績を向上させ、働きがい、生きがい、
幸福度を高く持った状態で業務にあたる
・離職率を下げ、魅力的な人材の確保につなげることで、慢性的人手不足に対応する
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<健康経営の取りくみの概要>
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2020年 経産省:健康経営優良法人認定取得 (以後毎年申請、認定取得更新中)
2022年 熊本県 健康づくり県民会議表彰 |
● 社内コミュニケーション促進
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朝礼でラジオ体操、P1グランプリ、グループ討論会&懇親会、コミュニケーション費補助、
部活動補助(野球部、ゴルフ部、健康促進部、写真部等)
研修旅行(毎年)・周年旅行(5年毎)、決起大会・年祝いの会・望年会、サンクスカード 等
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● 職場環境の改善
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フリーアドレス導入、ユニフォームリニューアル、休憩時間の社内BGM 等 |
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健康づくりセミナー「テーマ:メンタルヘルス」 |
研修旅行(2024年 京都) |
<取組のポイント>:スモールチェンジ!できることからやっていこう!
● 従業員発信の機会作り
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P1グランプリ(「前向きなテーマ」であればなんでもOK!10分間で自発的に提案、発信する場) |
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例:就職後4年間で体重増加、食事や運動の工夫により減量に成功した体験を、
健診データの変化を提示しながら、ユーモアあふれる語りで伝えていた
効果:担当者からの健康指導よりも、共感的な効果が得られた
特に若手社員の健康意識向上が感じられた
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● 新入社員・若手社員への細やかな目配り
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フォローアップ体制の充実(定期的な面談、所属部署を越えた積極的な声がけ等) |
● 協力者を増やす、巻き込む!
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・まずは管理職に、グループメンバーの健康状況に関心をよせて把握するよう協力を求める
・社内各委員会との共同運営(セミナー運営、アンケート実施等) |
*直近のトピックス
● 7月より 歯科検診補助開始
● 働き方改革 対応の一環として
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・現場サポート業務担当の「技術アシストグループ」設立
・女性の職域を拡げるとともに現場の生産性アップに寄与
・女性技術者の育成に力を入れ、そのモデルケースに続く新たな人材の採用に期待 |
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<会員の皆様へ>
お客様の多様なニーズに対応し、地域社会の発展に貢献できるよう、今後も社員一丸となって技術の研鑽に努めてまいります。 |
<編集後記>
健康経営に対する積極的で多様な取組みに、社会インフラを守る!という強い気概を感じました。
中国ドラマの一節を思い出しました。企業継続は船をこぐようなもの、大きな船を早く安全に進めるには、意識を合わせて同じペースを持続することが重要なのですよね。これまで人と人との和を重んじ“同じ船で風雨を乗り越える”を実践してこられた飯塚電機工業様の今後の発展と進化を予感いたしました。
(文責 永田)
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