建物総合管理と健康サポートで快適な環境作りを支援します
<企業の紹介>
設立:1986年 代表取締役:加藤裕之 熊本支店 取締役支店長:臼倉宏直
株式会社ジェイレック様は、清掃管理業に始まり、設立以来35年「安全性と高品質をモットーに、社員一人一人が、経営的立場から見た運営管理を心掛けることにより、時代にあった建物総合管理」を提供してこられました。現在、スポーツ・健康管理サービス、PPP事業(指定管理者制度)やファシリティマネジメント/イベント事業など(例えば、公的な運動公園の指定管理者として、野球教室やマリンスポーツ体験教室、ミニバレーボール大会などを主催)も全国的に展開しておられます。
安全で確かな技術の提供のために、国際標準化にむけた各種のISOを取得する一方で、プロフェッショナルな人材を適材適所に提供すべく、建物管理業務に関連する資格のみならずスポーツ・介護業務に関わる多様な資格取得を推奨されています。熊本支店は、九州4県(宮崎を拠点)6か所ある支店の一つです(平成26年に開設)。みゆきの里では、2022年(3年前)から施設内外の環境衛生管理業務を契約委託しております。
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<健康経営に取り組んだきっかけ>
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2020年に全国健康保険協会の「健康企業宣言」、2022年に健康保険委員の登録を行い、健康管理に取り組んでまいりましたが、2023年度には従業員平均年齢が57.3歳となり、企業の実力発揮を阻む生活習慣病やメンタルヘルス不調などのリスクが予測されたため、より積極的に取り組むようになりました。生活習慣病やメンタルヘルス改善につながる「運動」を推奨しています。
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<健康経営の実践による効果> 2023年度 株式会社ジェイレック「事業所カルテ」より
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・1回30分以上の運動を週2回、1年以上実施している従業員の割合が50%(同業態全国平均18.4%)
・日常生活において歩行または同等の身体活動を1日1時間以上実施している割合が66.3%(同44.6%)
・特定保健指導実施率21.7%(同15.4%) |
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<熊本支社の健康経営のポイント>
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熊本支店では、「健康こそが仕事の土台である」という考えのもと、健康的な職場づくりに取り組んでいます。従業員の多くが趣味としてトレーニングを行い、日々の体型や栄養管理にも高い意識を持っています。中には2023年ボディビル熊本大会で優勝した社員も在籍しており、そのストイックな姿勢がほかの社員の健康意識を高める良い刺激になっています。また、従業員の全員が個人でフィットネスジムに通っており、運動によるストレスの軽減、体力・集中力の向上など、日々の業務にも好影響を与えています。こうした習慣が、チーム全体の作業効率や士気の向上にもつながっており、会社全体の活力を支えています。今後は、熊本支店でもスポーツや介護サービス分野への事業展開も視野に入れ、各種技術資格の取得にも積極的に取り組んでいく予定です。
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<会員の皆様へ>
いつも温かいご支援をいただき、誠にありがとうございます。このたび、健康経営推進パートナーの会セミナーにて、貴法人の「職員の方々の健康増進に関する取り組み」について、インタビューのご依頼をいただきましたこと、大変光栄に感じております。
2022年より環境衛生管理業務を担当させていただいて以来、みゆきの里が地域の方々の幸せを願い、保健・医療・福祉の専門性を融合させて支援を続けておられる姿に、深く共感しております。施設内に御幸病院や各種老人ホーム、さらにはご年配者様から学生の方まで利用できるフィットネススタジオが併設されており、まさに地域とともに未来へ繋げるコミュニティヘルスの拠点といえる存在です。
今後も、こうした素晴らしいビジョンの一翼を担えるよう、誠実に業務に取り組み、より良い地域社会づくりに貢献してまいります。 |
<編集後記>
和らくの環境衛生管理で、いつもきびきびと動いておられる理由の一端を垣間見ました。作業中の方にお聞きしたところ、中食などを購入せず、自炊を心がけて健康を維持しておられるとか。今回インタビューを受けてくださった女性の肌のキメや艶が、日頃の運動の成果を物語っておりました。継続は力なり。
(文責 永田)
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